iTunesにおける「同期」と「バックアップ」の違いについて
「同期」と「バックアップ」って何が違うんや?どっちもデータを保存することやろ!?
チャンダイ
こんにちは、チャンダイです。
iPhoneのデータをパソコン上のiTunesに保存する場合、保存の方法は2種類あります。
「同期」と「バックアップ」です。今回はiTunesにおける「同期」と「バックアップ」の違いについて解説していきます。
同期とは
「同期」とは、iTunes(パソコン)上のデータをiPhoneにそのまま上書き保存することです。なので、例えば「A」というデータがiTunes(パソコン)に保存されておらず、iPhone上にしか存在しない場合、そのまま同期してしまうとiTunes(パソコン)のデータが上書きされるので、iPhoneからも「A」は消えてしまいます。
逆に、iTunes(パソコン)に「A」が保存されており、iPhoneに「A」がない場合、同期すると「A」はiPhoneにコピーされます。
※iTunes(パソコン)では、どのデータをiPhoneに同期するか設定することができます。
この時「A」を削除しようと思っても、オリジナルデータはiTunes(パソコン)側にあるので、iPhoneから「A」を削除することはできません。
同期した写真をiPhone上から削除したい場合は、iTunes(パソコン)側で削除するか、同期する項目から外して同期し直す必要があります。
「同期」の場合、iPhoneにあるデータはあくまでもiTunes(パソコン)のコピーという位置づけになります。バックアップとは
「バックアップ」とは、iPhoneの中のすべてのデータや設定ファイルをまるごとパソコンに保存することです。例えば新しいiPhoneに機種変更する時、古いiPhoneのデータを「バックアップ」しておけば、古いiPhoneのすべてのデータを新しいiPhoneにまるごと移し替えることができるんです。
極端な話、1年前に保存したバックアップファイルを復元すれば、iPhoneの中身を1年前の状態に戻すことも可能です。
※ただし、バックアップファイルにiOSのデータは含まれないので、旧バージョンのiOSに戻すことはできないようです。
「同期」と「バックアップ」は似ているようで全然違う
基本は「バックアップ」さえあればいい
データの保存という意味では、「バックアップ」さえこまめに取っておけば、もしものトラブルが起こった際にもデータを復元することができます。
なので、基本的には「バックアップ」を取ることを優先しましょう。
バックアップを取るだけなら、iTunes(パソコン)に接続しなくても、iPhone本体だけでも可能です。
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「同期」はiTunesでデータを管理したい人向け
一方「同期」はデータの管理をパソコンで行いたい人向けの機能です。
すべてのデータを一度パソコンに集約し、必要なデータだけその都度iPhoneにコピーする、という使い方になります。
ただし、同期の前にiTunes(パソコン)は必ずバックアップを取る
確かに「同期」はiTunes(パソコン)のデータをiPhoneにコピーする機能ですが、iPhoneをパソコンに接続すると、iTunes(パソコン)は「同期」する前に必ずiPhoneの「バックアップ」を取ります。
なので、「同期」と「バックアップ」はセットになるんです。
まとめ
同期 | iTunes(パソコン)で指定した情報をiPhoneに上書きすること |
バックアップ | iPhoneの中身をまるごとパソコンに保存すること |
今回はiTunesにおける「同期」と「バックアップ」の違いについて解説しました。
同期とバックアップでは、その役割が違います。
2つの違いを理解して、あなたの大切なデータをしっかり守りましょう!
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